【OS移行検証】Bazziteを試した話

Linux

メインPCがハードウェア要件を満たしてないけどWindows11にアップグレードしたマシンなので、Linuxへの移行を検討しています。
実際に試さないとわからん、ということでWindowsとのデュアルブート環境を構築しました。
Windowsとは別ドライブをLinux専用にしたため、ミスっても致命的にはならないはずです。
そして今回試したのはゲーム用OSの「Bazzite」です。
480GBのSSDを使うため、OS+ゲームをインストールはできるでしょう。
またゲーム以外のソフトも試して、今やってることを継続できるかを検証していきます。

インストールや日本語化は調べれば出てくるのでここでは割愛します。

STEAMゲーム

STEAMにはProtonという機能があり、超絶ざっくりいえばWindows用ゲームがLinuxで動くようになります。
もちろん完全無欠ではなく、遊べないゲームもある。
そして環境にも左右されるので結局のところ、自分で試すしかない。

なおProtonはSteam Deckという携帯型ゲーミングPCのStramOSで遊べるようにする機能でもあるので、Steam Deckに対応しているかを確認することは目安になります。
そして以下のサイトではStramライブラリのゲームが対応しているかを表示してくれます。

また、StramにもSteam Deckの互換性情報を表示するオプションがあります。
「STEAM設定」の「ライブラリ」に「Steam Deckの互換性情報をライブラリに表示」という項目があり、ONにすれば表示されます。
各ゲームの詳細(ⓘを押すと表示される)を見れば、「Steam Deck互換性」という項目で「確認済み」とか「不明」とか表示されます。

とはいえ実際に動くかは試すしかないので試したゲームを書いていく。

スゴイツヨイトウフ

「とうふになれ。」
Steam Deck互換性は「不明」でしたが、問題なく動作しました。
十分弱のプレイですが、フリーズなどもなく快適でしたよ。

ドールズフロントライン2:エクシリウム

ポストアポカリプス戦略RPG。
Steam Deck互換性は「不明」でしたが、ダメっぽいですね。
インストールは出来たんですが起動しません。
Protonのバージョンを変え、「Proton 10.0-2(Beta)」にしたときは起動画面は出てアップデートのダウンロードを始めたんですが、背景黒でムービーも音もなし。ダウンロードが終わったら起動すらしないという状態でした。
「GE-Proton10-20」をインストールして試しましたが、基本的に起動画面すら出ず、たまに起動画面は出ますが、「スタート」押した瞬間に落ちますね。

ドールズフロントライン

Steam版のドルフロ無印です。
Steam Deck互換性は「不明」でしたが、ダメっぽいですね。
起動しそうではありますが、謎のウィンドウが出たあとに終了します。
ログイン関係のなにかで落とされてるんですかね?

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

アーマードコアの説明は不要でしょう。
Steam Deck互換性は「プレイ可能」であり、実際動きました。
ミッションを1つクリアしましたが、とくに問題はありませんでした。

BIOHAZARD RE:4

バイオハザード4のリメイクです。
Steam Deck互換性は「確認済み」なので勝ち確ですね。
はい、動作しました。10分弱、テキトーに歩きながら無限ロケランぶっぱしましたよ。

Besiege

パンジャンを作るゲームです(違う)。
そもそもLinux対応なので、普通に動きます。
動きますが言語で日本語が出てきません。これはProtonを強制使用すれば解決します。

遊戯王 マスターデュエル

遊戯王のゲームです。
Steam Deck互換性は「確認済み」なので勝ち確ですね。
Rank Duelで対戦しましたが、問題なしです。
バーントリックスターは楽しいぞ。

モンスターハンター:ワールド

説明不要、モンハンです。
Steam Deck互換性は「確認済み」なので勝ち確ですね。
古代樹の森で盛大に迷子になりましたが、ゲームには問題ありません。
ワイルズはそもそもスペックが足りず、ライズはSwitch版を買ったので検証できません。

非STEAMゲーム

ステラソラ

YostarのファンタジーRPG。
Windows版をSteamに登録し、Protonで起動させることでプレイできました。
チュートリアルが終わり、ガチャを引き切るところまでですがカクつくようなこともなく快適動作でした。

Waydroid

Linux上でAndroidアプリを使えるようにするソフト。
スマホゲーなどもそうだが、何よりもSteam版がダメでもAndroid版なら動くのではないかという思惑もあった。
ダメだった。
NVIDIAのGPUがサポート対象外らしく、GPUを活用できない。そのため非常に重く、快適には使えそうにない。
ChatGPTにも聞きながら数時間試行錯誤したが、最後には「無理」とさじを投げられた。

ゲーム以外

メインPCの移行なのでゲーム以外にもやりたいことはあります。
最初はターミナルで入れようとして失敗したが、どうやら「Warehouse」で探してインストールするようだね。

Brave

広告ブロックを標準搭載するブラウザ。
昨今、どこも広告まみれなので快適にブラウジングするために使ってるよ。

VLC

有名なメディアプレーヤー。
私、英語弱いんで日本語対応は必須です。
たいていのフォーマットはいけるんで、とりあえずで入れておけばいいでしょの精神。

Visual Studio Code

無料のコードエディタ。
日本語化もできたので、普通に使えるでしょう。たぶん。
Markdown目的な上、VSCode歴は長くないから他エディタも検討中です。

kindle

Amazonの電子書籍です。
Waydroidでandroid版を動かすのは問題ない。GPU問題は解決せずだが、そんなに重いソフトではないから問題ない。

まとめ

ゲームに関しては構築難易度がかなり低く、簡単な設定で動くものが多いのでありではある。
ただ、ゲーム以外の情報がなさすぎる。
肝心のゲームも遊んでいるものほど対応していないので、私はまだまだ別OSに移行できそうにない。

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